スリービルボード 感想
スリービルボード
監督 マーティンマクドナー
役者 フランシスマクドーマンド、ウディハレルソン、サムロックウェル
スリービルボードをまた見直したので感想を。
すごく好きだけどあまり人には勧めない変わった映画、ベンスティラーのライフみたいな感じ。コメディっぽいけどしっとりしている。こちらの映画の方が上等だと思う。
視聴2回目の方がより面白かった。出てくる3人の役者が全員好きになったし、他の役者もいい。演技による味わいというものは役者と監督の合わせ技なのかもしれない。あとサムロックウェルはコメディができる。
ライムスター宇多丸氏の言ったことで覚えてること
・監督は著名な戯曲作家
話の流れ方が変わってるのはそのせいか
・ウディハレルソンは野蛮集団のカリスマリーダーが十八番
ゾンビーランドとナチュラルボーンキラーを思い出したけど、確かにそうね
宇多丸氏はこの映画絶賛です。
お便りでも絶賛が多かったなかでバッドメールも紹介されてました。曰く、このストーリーはうまいと言えるのか?意外性を重ねているだけでは?とのことです。
タランティーノっぽいということですね、わかります。僕もタランティーノ感のあるとっ散らかった展開はあまり好きじゃないんですが、この映画はそのような悪い印象を受けませんでした。
太いテーマが一貫していてそれが描き出されるような展開であるといえるからかもしれません。そう考えるとタランティーノ映画って太い柱がないから、必然性のないシーンの羅列を見せられてる感じで物語に入っていけないのかな、と1人で合点しました。
終わりですよってに。